はじめに:中央道の大渋滞!談合坂SAで迫られた「リプラン」
ツーリングに最高の五月晴れに恵まれたこの日、私は都内から中央自動車道を経由して富士山を目指していました。しかし、運悪く中央道で突発的な緊急工事が発生。本線は大渋滞へと発展し、抜けるまでにかなりの時間と体力を消耗してしまいました……。
疲労困憊の中、ようやく「談合坂SA」に滑り込んだのは10時30分過ぎ。当初は富士山にアプローチする3大道路(富士スバルライン、富士あざみライン、富士山スカイライン)の完全走破を計画していましたが、この時間からでは到底不可能です。
そこで、ツーリング計画を再考(リプラン)することに。 今回は富士山に上るルートを「富士スバルライン」と「富士あざみライン」の2つに絞り、その代わり「絶対に外せない」と思っていた以下のスポットを確実につなぐ贅沢なルートへと再構築しました。
- 新屋山神社: 投資運や仕事運を高めるため、日本最強と言われる金運パワースポットへ。
- 浅間茶屋 本店: 暑い季節に食べたい、提供店が限られる幻の冷やしほうとう「おざら」を堪能。
- 山中湖温泉 石割の湯: 時間が余れば温泉でしっかり疲れを癒やす。
トラブルを乗り越え、期待を胸に愛車のセルを回してツーリングを再開しました!
ツーリング総括
- コース難易度: ★★★★☆ (あざみラインの急勾配や五合目の溶岩砂利路面、中央道の大渋滞などがあり走りごたえ十分)
- 景色: ★★★★☆ (両五合目からの圧倒的な絶景と、山中湖畔を駆け抜ける爽快ルート)
- 食事: ★★★★☆ (浅間茶屋の「おざらプレミアム」は味・ボリュームともに大満足)
- 走行距離: 約411km
- 総費用: 11,560円
【費用内訳】
- 食事代: 3,180円 (おざらプレミアム定食、お土産など)
- 入浴代: 900円 (石割の湯:リロクラブ会員1割引き適用)
- 高速道路代:5,180円
- 首都高(往復):2,180円(平日朝8時台・夜20時台、二輪ETC通常料金)
- 中央道:3,000円(ツーリングプラン「関越・上信越・中央道コース」などを想定)
- 有料道路代: 2,300円 (富士スバルライン往復料金)
ツーリングコース概要
都内を出発し、中央道から河口湖ICへ。富士スバルラインで最初の五合目を目指し、下山後に浅間茶屋で絶品ランチ。新屋山神社で参拝を済ませた後、無料の富士あざみラインで2つ目の五合目を制覇します。道の駅すばしり、山中湖温泉を経由して、再び中央道(談合坂SA)で都内へ戻る、総距離411kmの走りごたえ抜群のルートです。
ツーリングスポット詳細
1. 富士スバルライン五合目駐車場:舗装林道を駆け抜ける爽快な天空ルート!
富士急ハイランドを左手に眺めながら河口湖ICを降り、最初の目的地である富士スバルライン(富士山有料道路)へ。新緑に囲まれた美しいワインディングは空気も澄んでおり、走っているだけで五感が癒やされます。
料金所を通過すると、ヒルクライムを楽しんでいる自転車乗りの姿が多く見られます。富士山五合目へと続く唯一の有料道路ということもあり、路面は綺麗に舗装されていて大型ツアラーでも非常に走りやすく、景色も抜群です!
5月下旬はまだ山開き前のため、登山客はほとんどいません。五合目駐車場は観光客と自転車乗りの方がメインで、平日のため大きな混雑はありませんでした。ただ、外国人観光客の比率が非常に高く、まるで海外の観光地にいるような賑やかさです。
青空の下、雄大な富士山をバックに愛車の写真をパシャリ。最高のロケーションです。
2. 冨士山小御嶽神社:五合目に鎮座する天狗伝説のパワースポット
五合目駐車場のすぐ近くにある、歴史ある冨士山小御嶽神社へお参りしました。
冨士山小御嶽神社とは? 937(承平7)年、山岳信仰の聖地である小御岳山の山頂(現在の富士山五合目)に創建されました。実は小御岳は富士山よりも古い山。この小御岳と古富士が土台となって噴火を繰り返したことで、現在の富士山の姿が形成されたそうです。 周辺は天狗が支配していたという言い伝えから「天狗の庭」とも呼ばれ、道開きの神様として天狗様(小御嶽太郎坊正真)が祀られています。境内には重さ百貫(375kg)もの大斧など、天狗にちなんだ宝物が多くあります。
境内にある展望台からの景色は開放感抜群で、とても気持ちの良い空気が流れていました。 周辺のお土産店も充実しており、ここでしか買えない「富士山五合目焙煎コーヒー」を購入。味は至って普通でしたが(笑)、この素晴らしいロケーションで味わう雰囲気が最高のご馳走です。
3. 浅間茶屋 本店:夏の富士山ツーリングで絶対食べたい!幻の冷やしほうとう「おざら」
お腹もペコペコになったところで、お目当ての冷やしほうとう「おざら」を求めて山梨ほうとう 浅間茶屋 本店へ。富士山麓でおざらを提供している貴重な名店が、富士スバルラインのすぐ近くにあってラッキーでした。
富士スバルライン五合目から浅間茶屋本店までの走行動画
⚠️バイク乗りの注意点 浅間茶屋本店の駐車場は「砂利敷き」になっています。重量のある大型バイクや足つきに不安がある方は、スタンドプレートを持参するなど、立ちゴケに十分注意してください。
お店はまるで伝統的なお茶屋敷のような趣のある佇まいで、外国人観光客にも喜ばれそうな素晴らしい雰囲気です。さらに、空調完備のテラス席があり、ペット同伴での食事も可能となっていました。
今回は、気になっていた甲州牛肉もセットになった少し贅沢な「おざらプレミアム定食」を注文。 「おざら」とは、茹で上げたほうとうの麺を冷水で締め、温かいつけ汁にくぐらせて食べる山梨の隠れた夏の郷土料理です。
麺はモチモチとした絶妙な柔らかさ。味噌ベースの温かいつけ汁は、通常のほうとうスープよりも少し濃いめの味付けで、これがサクサクの天ぷらと相性抜群!箸が止まらず、あっという間に完食してしまいました。 セットの「甲州牛丼」は、少し歯ごたえのあるしっかりとしたお肉で、噛むたびに旨味が広がります。かなりのボリュームなので、お腹を極限まで空整えて挑むのが正解です。
デザートまでしっかりいただき大満足。お土産に、お店で使用している「ほうとう生麺」も購入しました(茹で時間約7分で、付属の味噌だれでいただくのがおすすめとのこと)。「暑い夏に熱いほうとうはちょっと……」というライダーに、この「おざら」は本当にイチオシです!
4. 新屋山神社:投資運・仕事運を爆上げ!日本最強の金運神社へ
続いて、浅間茶屋のすぐ近くにある新屋山神社(あらややまじんじゃ)へ。地元では「ヤマノカミサマ」として古くから親しまれている神社です。
なぜ「日本最強の金運神社」と呼ばれるのか?その由来 主祭神に、山の神・大自然の神である「大山祗命(オオヤマツミノミコト)」を祀る新屋山神社は、古くから職人や商売人、農林業者から深く信仰されてきました。 一躍全国区となったきっかけは、日本屈指の経営コンサルタント・船井総研の創業者である船井幸雄氏が**「お金に困りたくなかったら富士山のこの神社に行くと良い」**と紹介したこと。ここから口コミが広がり、現在では「イヤシロチ(高エネルギーに満ちた心地よい場所)」として、全国の経営者や投資家がこぞって参拝する聖地となりました。
私自身の投資運や仕事運を高めるため、本殿でしっかりと手を合わせてきました。先日の三峰神社参拝に続き、今回も非常に強力なパワーを分けてもらった気がして、身体の底から力がみなぎってきます! 「年末には大金持ちになるぞ!」という決意を胸に、お守りを購入し御朱印も拝受。ありがたや、ありがたや。
5. 富士あざみライン五合目駐車場:前後の車ゼロ!? 雲海を望む静寂の穴場ルート
次に向かったのは、富士山須走口へと繋がる無料の観光道路「富士あざみライン」です。 「無料だし、道が狭くて荒れているのでは……」と不安を抱きつつ突入しましたが、実際は綺麗に整備されており、道幅も十分確保されていて走りやすかったです。
ただし、先ほどの富士スバルラインと比べると、驚くほど交通量が激減します。平日ということもあって前後に全く車やバイクがおらず、少し恐怖を覚えるほどの静けさ。「最近、熊の出没ニュースもあったな……」と、びくびくしながらアクセルを開けて登っていきました。
標高が上がるにつれて気温は急降下し、麓と比べてなんと「マイナス5℃」の世界に。なかなかの急勾配を登りきり、五合目駐車場へ到着しました。
新屋山神社~富士あざみライン五合目までの走行動画
⚠️バイク乗りの注意点 富士あざみラインの五合目駐車場は、なんと大きめの溶岩石がゴロゴロと転がっている「砂利(溶岩)路面」です。BMW R1250RSのような重量のある大型バイクを停める際は、足元が非常に滑りやすく転倒のリスクが高いため、細心の注意を払ってください。
眼下に広がる雲海と景色の美しさは文句なしの絶景!しかし、売店などは閉まっており、人も閑散としていたため、スバルラインのような「富士山五合目の観光地感」を期待していくと少しギャップがあるかもしれません。静かに絶景と対峙したい方向けの穴場スポットです。
下山後、あざみラインの入り口近くにある道の駅すばしりで小休憩を挟み、自分用のお土産として地ビールと富士山コーラをゲットしました。
6. 山中湖温泉 石割の湯:山中湖の絶景ルートから高アルカリ性温泉で極上のリフレッシュ!
少し体が冷えたので、温泉を目指して山中湖の東側に位置する山中湖温泉 石割の湯へ。左手に雄大な山中湖の景色を望みながら走るルートは、これまた最高の爽快感です。
石割の湯は、ユニークな栗材の木造建築が特徴の高アルカリ性単純温泉。各種割引制度が充実しており、私は会社で加入しているリロクラブの会員カードを提示したことで、1割引き(900円)で入館できました。
温泉の温度は熱すぎず長湯に最適。開放的な露天風呂で、中央道の渋滞とあざみラインの緊張で凝り固まった体が、じわーっと解きほぐされていくのを感じました。見事に体力が回復! 館内は非常に清潔感があり快適でしたが、脱衣所のドライヤーが有料(コイン式)だった点だけは、地味に注意ポイントです(笑)。
7. 談合坂SA(上り):旅の締めくくり!売り切れ必至の「桔梗信玄プリン」をハント
すっかり夕方になり、中央道へ戻って最後のミッションである「信玄餅プリン」を求めて、再び談合坂SA(上り)へ。
「売り切れ続出」という噂を耳にしていたのでドキドキしながら特設コーナーへ向かいましたが、よかった!無事に在庫を発見。 定番の「桔梗信玄餅」と、お目当ての「桔梗信玄プリン」を無事に購入し、大満足で都内への帰路につきました。
管理人からのワンポイント・アドバイス
今回の富士山周辺ツーリングを経て、これから向かうライダーの皆さんに伝えたいリアルなアドバイスをまとめました。
- 路面状況への備え: 「浅間茶屋 本店」の駐車場は砂利、「富士あざみライン五合目」の駐車場は大きめの溶岩が転がる砂利路面です。スタンドプレートを持参するなど、立ちゴケ対策を万全に。
- 寒暖差に注意: 5月下旬とはいえ、五合目の標高まで登ると麓と比べて気温が5℃以上下がります。メッシュジャケットだけでなく、防風インナーや冬用グローブを一着忍ばせておくのがベストです。
- 野生動物への警戒: 夕方以降の山道は野生動物(シカやイノシシ、場所によってはクマ)の活動期と被るため、ライダーは早めの撤退が鉄則です。
- 割引サービスの活用: 「石割の湯」などの周辺施設は、福利厚生サービス(リロクラブ等)やJAFの優待が使えることが多いので、受付前に必ずチェックしましょう!
今回は中央道の渋滞トラブルから始まりましたが、臨機応変なリプランによって、走りとグルメ、そしてパワースポット巡りまで高密度に凝縮された、非常に走りごたえのある充実した一日となりました。皆さんもぜひ、この2大五合目ルートを相棒と共に駆け抜けてみてください!
◆今回ゲットしたお土産リスト◆
- 富士山焙煎堂: 富士山五合目焙煎コーヒー(富士スバルライン五合目)
- 浅間茶屋: お店特製ほうとう生麺
- 道の駅すばしり: 富士山ビール、富士山コーラ
- 談合坂SA: 桔梗屋信玄餅、桔梗屋信玄プリン
