PR

【神保町グルメ】用心棒のマイルド二郎系で温まる夜

用心棒 神保町店のラーメン(普通)。わしわし太麺にマイルド豚スープ、刻みニンニクで味のキレを追加 ラーメン

秋が一気に抜け落ち、街はすっかり冬支度。体が“こってりスイッチ”を求める季節、仕事終わりに用心棒 神保町店へ向かいました。実はここ、独身時代に神保町を通り道にしていた頃に通っていた思い出の店。再訪は15年以上ぶりという自分史的ビッグイベントでもあります。

この日は社内研修が早めに終わり、「ラーメン二郎 神田神保町店に滑り込み…いける?」と時計とにらめっこ。しかしこの日は17:30閉店に阻まれ断念(最近は営業枠がタイトな日も多い印象)。そこで脳内の神保町ラーメン地図が自動的に**“用心棒”**へリルート。駅からは徒歩2分、赤い看板が夜でも力強く目に飛び込みます。食べログ+1


入店~着丼:券売機で「ラーメン(普通)980円」をポチ→7分で到着

早い時間帯だったこともあり待ちなしで入店、券売機で**「ラーメン(普通)」**のボタンを押して着席。厨房の湯気と醤油ダレの香りが、冬の空腹にストレートで効く。待つこと約7分、湯気をまとった丼が到着しました。

コールは悩んだ末に**「ニンニク」オンリー**。今回は“シンプルに旨さを確かめたい”モード。ヤサイやアブラ、カラメなどは後半に味の伸びをつけるチューニング用として温存(一般的な二郎系の作法)。結果的に、この判断が大正解でした。


一口目のインプレッション:マイルド寄りの“二郎イズム”で、最後までブレない

レンゲを入れると、スープは豚のコクを中心に据えたマイルド設計。塩分は“濃すぎない”ジャストラインで、表面の油膜が口当たりに丸みを与えます。二郎インスパイアのワイルドさは残しつつ、過度な尖りを抑えて食べ進めやすい設計。仕事終わりの胃にも優しめで、ここに刻みニンニクのドライブ感が差し込まれると一気に味が立ち上がる。

麺はむちっとした“わしわし太麺”。噛むたびに小麦の密度感が跳ね返り、スープの油分をしっかりと受け止める。ヤサイはシャキ寄りで、スープを吸わせるほどに甘みが増していき、咀嚼のリズムを作ってくれる“良い相棒”です。


チャーシュー:厚みのある“ほろとろ”——咀嚼の快感が増幅

丼の上で存在感を放つぶ厚めのチャーシューは、箸で持ち上げると繊維がほろり。噛み進めるほどにタレの旨みと脂の甘みがじゅわっと染み出して、ヤサイ→麺→チャーシューの三拍子で味の起伏が生まれる。二郎系は麺とヤサイに目が行きがちですが、用心棒は肉も主役です。


ニンニクは“オンリー指名”でも十分戦える——味変の考え方

「アブラ」「カラメ」「カラメ×ニンニク」などの味変はもちろん楽しいですが、“ニンニク単独運用”でも完成度は高い。初訪や久々の再訪は、まずニンニク軸で店の設計思想を味わうのがオススメです。


15年ぶりの再訪が教えてくれたこと

丼を前にしたときに蘇る、当時の残業帰りの自分。“マイルド寄りの二郎インスパイア”というキャラクターは健在で、「濃いけど重すぎない」という絶妙な線を守り続けているのが嬉しい。食べ終えて顔を上げると、いつの間にか店の後方には行列21時までの夜営業は神保町の夜にとって心強いセーフティネットだし、人気の信頼感は変わらずでした。食べログ


体験を最大化する食べ方ガイド(初訪・久々向け)

  • 量感の目安:ラーメン(普通)でもしっかり満腹ライン。無理せずデフォルトから。
  • コールの戦略:初回はニンニク中心でベースの完成度を確認→2回目以降はアブラ・カラメを段階追加で味を立体化。
  • ヤサイの扱い:スープに沈めて温度を入れながら食べると甘みが増し、後半の失速を防げる。
  • 麺すすり:太麺は啜り切るより噛んで楽しむ。咀嚼で小麦と脂の甘みが開く。
  • コンディション:冬は体温が下がった夜に特に刺さる。仕事終わりの“ご褒美一杯”に最適。

お店の基本情報(行く前にここだけチェック)

  • 店名:用心棒(神保町店)
  • 住所:東京都千代田区神田神保町2-2-21 土田ビル1F
  • アクセス神保町駅から徒歩約2分/九段下から徒歩約7分/水道橋から徒歩約10分
  • 営業時間:平日11:00–15:00/17:00–21:00、土・祝11:00–15:45日曜定休(いずれもL.O.表記。最新は公式で確認)

※営業時間や提供内容は変更になる場合があります。訪問直前に公式X/Instagram食べログで最新情報をご確認ください。 X (formerly Twitter)+1


こんな人に刺さる

  • 二郎系のワイルドさは好きだけど、濃すぎは翌日が心配という人
  • 仕事終わりに“背徳感と幸福感”のバランスが良い一杯を探している人
  • 神保町エリアで、夜もやっていて駅から近い店がいい人(徒歩2分の好立地) 食べログ

まとめ:冬こってりの開幕は“マイルド×ニンニク”で

用心棒 神保町店の「ラーメン(普通)980円」は、豚の厚みと油の甘みを“マイルド寄り”に束ねた完成度の高い二郎インスパイア。そこへニンニクを一差しするだけで、香りとキレが立ち、最後の一口までペースが落ちない
15年ぶりの再訪で確かめたのは、“昔好きだった理由”が今でも通用するという事実。神保町で「今日はこってり」の夜なら、駅近で21時まで(L.O.)という安心感も含めて、やはりこの店は強い。次はヤサイ増し×アブラ少しで、もう一段上の立体感に挑みたい。ごちそうさまでした。食べログ

タイトルとURLをコピーしました