実家近くで夜遅くまで頼りにしていた二郎系、『山勝角ふじ 南流山店』へ。今回はお昼どき、フットサルへ向かう前にバイクでふらりとランチ訪問。最近は物価高で一杯が余裕で1,000円超えに…と一瞬ひるみつつも、ここは“安定の満腹満足”が約束された店。券売機で**ふじ麺(1130円)**をポチッとして、今日も山と向き合います。
お店メモ(初訪の方向け)
※営業時間は変動や早仕舞いがあるため、来店前に最新情報の確認をおすすめします。
ふじ麺(1130円):わしわし麺×厚切りチャーシュー×山盛りヤサイの“教科書的一杯”
目の前に着丼した瞬間、ヤサイの山と香りでテンションが上がる。わしわしと噛み応えのある太麺は、啜るより“噛む”楽しさが主役。スープは豚のコクと醤油のキレでがっつりジャンクに振り切りつつ、油の甘みで輪郭が丸くなる設計。二郎系が好きなら間違いなく刺さるバランスです。
厚切りチャーシューは、繊維がほろっと崩れながら旨みが広がるタイプ。ヤサイをスープにくぐらせ、麺と一緒に頬張れば、ボリュームのある丼の中で味に起伏が生まれ、食べ進める速度が自然と上がる。
にんにく三段活用(無料トッピング使い分け)
この店の楽しいところは、すりおろし・揚げ・特製にんにくと“性格の違うにんにく”が揃う点。
- すりおろし:フレッシュに香りが立ち、前半のアクセントに最適。
- 揚げ:香ばしさと油のコクが増し、中盤に味を押し上げる。
- 特製にんにく:辛味とパンチで終盤の背中を押す“決め玉”。
“序盤は素のバランス→中盤に揚げでコク足し→終盤に特製でフィニッシュ”という段階投入がハマる。いきなり大量投入は味が単調になりやすいので、少量×回数で主導権を握るのがコツです。
物価高でも“満足度は据え置き”——コスパの本質は“最後の一口の幸福感”
正直、1,000円オーバーは心理的ハードルがある。それでも、麺の手応え・スープの厚み・チャーシューの満足感・味変の楽しさが重なり、食後に「高かった…」より「満足した!」が先に来るのがこの店の強み。
フットサルで消費? いや、この一杯で摂取のほうが確実に上。でも“運動前のご褒美”として心が満たされる感じが、何度でも足を向かせてしまうジャンキーな魅力なんですよね。
食べ方ナビ(初見さん・久々さんへ)
- 食券制:量は標準でもボリューミー。無理せず“まずはデフォルト”から。
- コール/トッピング:にんにく系は少量スタート→段階投入。味の伸びが違う。
- 配分:ヤサイはスープに沈めて熱を入れつつ、麺と交互に。終盤の失速を防げます。
- 卓上合わせ:ブラックペッパー系のスパイスが、特製にんにくの辛味と好相性。
シーン別おすすめ
- ガッツリ行きたい昼飯:仕事前・運動前に“スイッチを入れる一杯”
- 夜遅くのご褒美:重宝していた“遅い時間帯OK”の頼もしさ(変動ありのため要確認)
まとめ:帰省ルーティンに刻まれる“山”
『山勝角ふじ 南流山店』のふじ麺は、わしわし麺×厚切りチャーシュー×山盛りヤサイという二郎系の快感を、にんにくの三段活用で最初から最後まで走り切らせる一杯。
物価高の時代でも、**「最後の一口まで楽しいか」**で判断すれば十分にコスパ良好。お昼に寄れば午後の活力、夜に寄れば一日のご褒美。実家方面へ向かう道中、きっとまたハンドルがこの店へ曲がってしまうはず。また来ます。


