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【BMW R1300RS 試乗レビュー】R1250RS乗りが感じた違いは?操作感・乗り心地・走行性能を個人的感覚で比較!

ツーリング_その他

2025年某日、タンクカバー修理のためディーラーを訪れたところ、思わぬ幸運が訪れました。
なんと、2025年秋に発売されたばかりの新型 BMW R1300RSに空きがあり、20分間の試乗を体験できることに!

普段は R1250RS に乗っている私が、実際に跨って感じた“リアルな違い”をレビューします。
R1300RSが気になっている方・乗り換え検討中の方は、ぜひ参考にしてください。


■ R1300RSを初対面した瞬間「え、めっちゃスタイリッシュ…!」

遠目ではR1250RSとほぼ同じように見えた新型R1300RS。
しかし近づいてみると、デザインがグッと洗練されていて明らかにスタイリッシュに進化していました。

  • カウルのデザインがシャープ
  • ラインがよりスポーティ
  • 全体的にスリムで軽そうな印象

思わず「これは…惚れる!」と思ってしまったほどです。


BMW R1300RS
■全長2140 全幅815 全高1350 軸距1525 シート高 815/スポーツサスペンション:825(各mm) 車重252kg(装備) ■水冷4スト水平対向2気筒DOHC4バルブ 1300cc ■色:青、黒、灰 、白 ■価格:220万円~(ASA仕様は276万3000円~)

■ 新採用のAT/MT切替システムが面白い!操作方法はスクーターに近い

今回試乗した車両は、AT(オートマ)とMT(マニュアル)を切り替えられるタイプ
クラッチレバーが存在しないだけで、まず違和感がすごい(笑)

とはいえ説明を聞くと、操作はとてもシンプル。

【R1300RSの基本操作】

  1. ブレーキを握りながらエンジンスタート(スクーターみたい)
  2. シフトを下げて「ドライブ」に入れる
  3. ATモード or MTモードを選択
  4. アクセルを開けるとスタート

実際に走り出すと、TFTモニターにギア段が表示されるので安心感があります。
ATモードでは、ギアがカクカク上がる感覚もわかり、70km/hで5速に入るなど、自分の感覚より1〜2段速い変速タイミングです。

減速時もギアが早めに落ちるため、慣れるまで少し時間がかかりそう。
とはいえ、発進は非常にスムーズで、街中でも扱いやすい印象でした。


■ R1250RSと比べて驚くほど“スリム”。取り回しが段違いでラク!

R1300RSで最も驚いたのは、車体のスリムさ
肌感覚では左右合わせて10センチ以上細くなったように感じ、取り回しがめちゃくちゃラク。

R1250RSは幅広で押し歩きが“よっこいせ…”という感覚でしたが、R1300RSは軽快で素直。
これは街乗りでもツーリングでも「扱いやすさ」が段違いです。


■ 走りの性能は従来のRSらしさを継承

走行時の安定感や加速フィールは、
あ、これは間違いなくRSだ!
という安心の乗り味。

  • 高速巡航の安定性は健在
  • 低速〜中速の伸びがスムーズ
  • フロントの接地感も良好

“RSのよさ”を残しつつ、扱いやすさが向上している印象でした。


■ 気温20℃の秋晴れ、20分間の試乗は最高のプチツーリング

試乗した日はちょうど気温20℃前後の秋晴れ。
「これは絶好のツーリング日和では!?」と思いながら、短いながらも気持ちの良い時間を味わえました。

ディーラーさんにも「来年の車検どうですか?乗り換えも…」と勧められましたが、正直価格はなかなかハードルが高い(笑)

さらに気になった純正のパニアケース&トップケースは、11月時点ではまだ現物なしとのこと。
価格も上がっているので、こちらも購入は慎重に検討したいところです。


■ R1300RSは“乗り換え候補に十分入る一台”だった

R1250RSオーナーとして感じた結論は、

「R1300RSは間違いなく欲しくなるバイク」

  • デザインが大幅に進化
  • 操作性が快適
  • 取り回しが軽い
  • RSらしいスポーツツアラー性能は健在

価格面のハードルは高いものの、それを補う魅力がありました。
R1250RSに乗っている方、これから大型スポーツツアラーを検討している方には、ぜひ一度試乗してほしい一台です。


シートヒーターやシガーソケットはR1250RSから引き継がれているものですが、トップケースにはめ込む部分やパニアケースにはめ込む部分にも電気が来ていることがわかります。
どうやらロック、アンロックが電動化されるらしくキーレス化がさらに進化しました。
チタンカーボンも汚れも付きにくくなって、さらに高級感が感じられます。


■ 【まとめ】

R1300RSは、
「R1250RSから乗り換える価値はある?」
「AT・MT切替って実際どうなの?」
という疑問に対し、非常に魅力的な答えを返してくれるバイクでした。

価格面の悩みはあるものの、新しいRSシリーズとして大きく進化しているのは確か。
今後、純正オプションが出揃ったら、さらに人気が高まるモデルになりそうです。

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