フットワーク軽く、用事ついでにこってり欲を満たすべく、二郎系の人気店「鷹の目 蒲田店」へ。大人気で長時間待ちを覚悟していましたが、訪問は平日18時ごろ。まさかの並びゼロでスムーズに入店できました。ピーク前の“早め夜”は、行列店でも狙い目の時間帯ですね。
前回の私は、同じく二郎系の「ラーメン宮朗」を目当てに蒲田まで来たものの、まさかの臨時休業。代打として入ったのが鷹の目で、これが大当たり。ただし無料トッピングの**「辛揚げ」**を調子に乗って入れすぎ、後半は辛味の波状攻撃に撃沈……。その教訓を胸に、今回は“リベンジ”を掲げての再訪です。
注文:ラーメン小(でも体感は“中”以上)
選んだのは**「ラーメン小」。小といっても、一般的なラーメン店の中盛り以上に感じる満足ボリューム。
まず麺。むちっと噛み応えのあるごわ太ストレートで、啜るというより“噛む”楽しさ。スープは動物系の厚みをしっかり感じつつ、キレのある醤油が後味を締めるやや辛めのジャンク寄り**。二郎直系のワイルドさをきちんと踏襲しつつ、全体の塩梅はどこか品よくまとまっていて、「二郎系デビュー」にも勧めやすい設計です。
無料トッピング攻略:辛揚げは“別皿×少量スタート”
今回の最大の改善点はここ。「辛揚げ」を別皿でもらい、少しずつ味変していく戦略に変更。
- 前半:デフォのバランスを味わう
- 中盤:辛揚げをひとつまみ、香りと刺激でブースト
- 終盤:さらに投入してパンチ力をMAXに
この“段階的投下”が大成功。辛揚げの香ばしさと辛味が油の甘みと溶け合い、最後の一口まで味が伸びる。やりがちな“序盤ドバッ”は、味覚が早々に麻痺して失速するので要注意です。
チャーシュー:ほろほろ崩れて、噛めば旨みが染み出す
厚みのあるほろほろチャーシューは、箸で持ち上げるだけで繊維がほどける柔らかさ。タレのコクが中までしっかり入り、噛むたびに脂の甘みがじゅわっと広がります。二郎系の主役は麺とヤサイと思われがちですが、鷹の目はチャーシューの完成度が高い。丼全体の満足度を1ランク底上げしています。
体験メモ:行列回避のタイミングと回し方
- 時間帯:18時台は運がよければ待ちなし。19時台以降は混みやすい印象。
- 食券→トッピング:食券購入→着席→無料トッピング申告。辛揚げは別皿を推奨。
- 味の伸ばし方:序盤はデフォ、後半でニンニク・辛揚げを段階投入。味の変化で完食ペースが落ちません。
まぜそばも人気。次回の宿題に確定
鷹の目といえば**「まぜそば」**の人気も根強く、麺の強さがそのまま武器になるタイプ。卓上の調味料や辛揚げとの相性も良さそうで、次回はまぜそばで新しい“辛旨ゾーン”を探りたいところ。
今回はコンディションも良く、ラーメン小を完食。前回の反省(辛揚げ入れすぎ)を生かせたことで、ベストバランスに仕上がりました。
初訪の方向け:基本情報とアクセス
- 店名:鷹の目 蒲田店
- 最寄り:JR京浜東北線・東急池上線/多摩川線「蒲田」駅周辺(徒歩数分圏)
- スタイル:二郎系(無料トッピング:ヤサイ、ニンニク、アブラ、カラメ、辛揚げ など)
- 注文:食券制。ボリュームは“小でも多め”の心づもりで。
こんな人に刺さる
- 二郎系のワシワシ麺×ジャンクな旨さが好き
- 辛味の味変で最後まで飽きずに食べたい
- 行列は避けたいけど、人気店の一杯を外したくない
- 蒲田でガツンと満腹になりたい
まとめ:辛揚げは“別皿・少量・段階投入”で、最後まで主導権を握る
「鷹の目 蒲田店」のラーメン小は、麺の力強さ、辛味のアクセント、スープの輪郭が三位一体。
教訓はひとつ。辛揚げはコントロールしてこそ真価を発揮します。今回は別皿戦術で味が終盤まで伸び、完食の満足度が段違い。まぜそばという次の楽しみも残しつつ、蒲田の二郎系欲はしっかり満たされました。ご馳走様!


