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太陽光発電のメンテナンス業者選びで失敗!契約で後悔しないための注意点と再契約までの流れ

太陽光発電
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  1. ソーラー発電所のメンテナンス業者とは?運営に欠かせないその役割
    1. メンテナンス業者と契約するメリット
    2. ソーラー発電の主なメンテナンス項目
  2. ソーラー発電所のメンテナンスが重要な理由とは?機会損失・資産価値・トラブル回避の観点から解説
    1. 2. 発電所の資産価値を保つため
    2. 3. 他の区画への迷惑やトラブルを防ぐため
    3. まとめ:ソーラー発電のメンテナンスは“収益”と“信頼”を守る要
  3. 太陽光発電のメンテナンス業者選びで失敗した体験談|契約前に知っておくべき注意点
    1. 仲介業者の紹介で契約したT社との保守管理契約
    2. 契約初年度は安心感があったが…
    3. 2年目から徐々に違和感が…
    4. 3年目、まさかの事態に…
    5. 急遽、契約を解除し新たな業者を探すことに…
    6. 失敗しないためのメンテナンス業者選びのポイント
    7. まとめ:メンテナンス業者の「実働力」が発電所の価値を左右する
  4. ソーラー発電の失敗を踏まえて再契約へ|信頼できるメンテナンス会社を見つけるまでの道のり
    1. 自力で探してみたが、信頼できる業者が見つからず…
    2. 仲介業者に再相談。グループ内のメンテナンス体制に安心感
    3. 小規模な管理会社は“人的リスク”に注意
    4. 新たに契約した管理会社は「面談型契約」で信頼感あり
    5. まとめ|信頼できるメンテナンス契約のために大切なこと

ソーラー発電所のメンテナンス業者とは?運営に欠かせないその役割

ソーラー発電所のメンテナンス業者とは、一言でいえば「太陽光発電所の管理人」のような存在です。
発電設備の点検や修理対応、除草作業などを通じて、太陽光発電の安定運用をサポートしてくれます。

東京在住の私は地方に複数の太陽光発電所を所有していますが、距離の問題や専門知識の不足から、トラブル時に自分で対応するのは現実的ではありません。
特に関西圏にある発電所については、一度も現地を見たことがない…というのが実情です(苦笑)。
茨城の発電所は自力である程度のメンテナンスをしていますが、電気系統のトラブル緊急対応が必要な場合に備え、スポット対応の業者と契約しています(駆け付け1回あたり数万円〜の契約です)。

最近ではケーブル盗難などの被害も報告されており、トラブルによる機会損失を防ぐためにも、メンテナンス業者との契約は非常に重要になっています。

メンテナンス業者と契約するメリット

ソーラー発電のメンテナンス業者と契約しておくと、契約内容にもよりますが、以下のようなサポートを受けられます:

除草作業
 もっとも実用的かつ重要なメンテナンス項目がこの「除草作業」です。
 雑草が生い茂ると発電効率が大きく低下するため、定期的な草刈りは欠かせません。
 コンクリート舗装やパネルの高架設置によって雑草対策している発電所もありますが、コストとのバランスを考えると、やはり定期的な除草対応が現実的といえるでしょう。

緊急時の駆け付け対応
 一次対応として現場状況を確認し、原因の切り分けや、必要に応じて機器メーカーへの取次も行ってくれます。

保険対応のサポート
 私が契約していた業者では、損害賠償保険の取次や申請サポートも対応してくれました。
 参考:実際の契約内容はこちら

ソーラー発電の主なメンテナンス項目

サービス/項目内容対応方法/備考
方法不良時の対応各現場状況を目視点検。緊急性の高い事象は現場より連絡。現場で対応可能な場合は速やかに対応。状況データの報告。
目視チェック + IVカーブIVカーブを使った各種チェック。一部写真を添付して現場報告。
発電監視発電状況の監視。方法不良時は現場点検などで対応。
パワコン監視パワーコンディショナの状態を監視。方法不良時は現場対応・報告。
アラート監視アラート発生時の監視。異常検知後、お客様に連絡。契約内容により48時間以内に現地確認。
駆けつけサービスお客様要望により、48時間以内に現地訪問。電気計測・目視チェックを実施し、報告。
除草サービス発電に影響を与える恐れのある雑草を専用工具で除去。除草前後の現場写真を報告。
遠隔監視サービスアラートメール受信による監視全般。異常検知後にお客様へ連絡。契約により48時間以内に現地確認。
点検サービス点検と目視による状況確認。状況報告と、必要に応じた対応。
点検監視項目アラート、発電監視、パワコン監視などを含む。方法不良時は現場点検と報告で対応。

地方で太陽光発電所を運営する場合、現地に駆け付けられないケースも多くなります。
そんなときこそ、信頼できるソーラー発電メンテナンス業者と契約しておくことで、トラブル時のリスクを最小限に抑え、安定した収益を確保することができます。

ソーラー発電所のメンテナンスが重要な理由とは?機会損失・資産価値・トラブル回避の観点から解説

1. 機会損失を最小限に抑えるため

太陽光発電のメンテナンスを怠ると、発電設備の故障や盗難が発生した際に、売電による機会損失が大きくなります。
機械系のトラブルやパワコンの異常などが発生すると、発電がストップしてしまい、その間の収入がゼロになります。

特に、会社員として働いている方や子育て中の方は、トラブル発生時に現地へ駆けつけるのが難しいのが現実です。
しかし、発電が停止したまま放置すると、収益に直結する「発電ロス」がどんどん積み重なっていきます。

盗難被害があった場合も同様で、以下の対応が必要になります:

  • メーカーへの修理依頼
  • 警察への盗難届の提出
  • 加入している場合は保険会社への連絡と手続き

これらの対応が遅れるほど、発電できたはずの時間が失われ、**取り戻せない売電収入(=機会損失)**が増えていきます。
※補足ですが、盗難保険には機会損失の補償は含まれていないのが一般的です(涙)。
つまり、もし正常に稼働していれば得られたはずの収益は、どれだけ被害を受けても戻ってこないのです。


2. 発電所の資産価値を保つため

太陽光発電所の資産性を保つうえでも、日常的なメンテナンスは重要です。
たとえば除草作業をきちんと行っておくと、外観が整い、第三者から見ても「管理が行き届いている発電所」と評価されます。

実際、私の発電所にも複数の業者から「売却の意思はないか」といった営業電話がかかってきます。
理由を聞いてみると、立地の良さに加えて、現地の管理状態が良いことから、再販売(転売)がしやすいと判断されたからだそうです。

一方で、草木が生い茂り荒れ放題の発電所は、盗難リスクが高まるという話もよく耳にします。
見た目から「メンテナンスされていない」と判断され、盗まれてもすぐには気づかれないと見なされるからです。


3. 他の区画への迷惑やトラブルを防ぐため

発電所が複数の区画で構成されている場合、自分の敷地内だけでなく、周囲への配慮も必要です。
たとえば、自分の区画で雑草や樹木が伸び放題になっていると、隣接する他の発電所へも影響を与えてしまいます。

  • 雑草による日陰が隣のパネルにかかる
  • 害虫や動物の発生源となる
  • 管理が悪いと見なされ、近隣から苦情が来ることも…

トラブルを防ぐためにも、定期的な点検や除草作業は必須です。

また、多くの自治体では、発電所の責任者情報(名前・住所・電話番号)を掲示することが義務付けられているため、トラブルがあれば直接連絡が来る可能性もあります。
「見えないから問題ない」という考えは通用しないのが、太陽光発電の現実です。


まとめ:ソーラー発電のメンテナンスは“収益”と“信頼”を守る要

  • 売電収入の最大化(機会損失の防止)
  • 発電所の資産価値の維持
  • 盗難・トラブル・近隣クレームの予防

これらを実現するために、ソーラー発電所の定期メンテナンスは欠かせません。

自分で対応できない部分は、専門の保守管理業者との契約を検討しましょう。
費用はかかりますが、発電所を長期的に安定運営するためには、必要不可欠な投資と言えます。

太陽光発電のメンテナンス業者選びで失敗した体験談|契約前に知っておくべき注意点

太陽光発電所の運用において、メンテナンス業者の選定は非常に重要です。
とはいえ、私自身が発電所を購入した当初は、「そこまで気にしなくても大丈夫だろう」と正直軽く考えていました。
しかし、実際に契約してみてわかったのは、「メンテナンス契約の内容と実態は大きく異なることもある」という現実です。


仲介業者の紹介で契約したT社との保守管理契約

私が所有している2基のソーラー発電所は、もともとメンテナンス管理会社が付いていない物件でした。
そのため、発電所仲介業者の紹介で「T社」という会社を紹介され、契約の流れで自然にそのまま年間保守契約を結びました。

正直なところ、「メンテナンス会社なんてどこも似たようなものだろう」と思っていた私は、あまり深く調べずに、次の点だけをチェックして契約を決定:

  • 年間保守費用のコスト
  • パッケージに含まれるサービス内容
  • 紹介元の信頼感と、表面的な実績

契約初年度は安心感があったが…

契約初年度は、T社の対応は比較的良好で、問い合わせへのレスポンスも早く、困ったときにしっかりサポートしてくれました。
特に、パワーコンディショナ(パワコン)のトラブルが発生した際には、早急に対応してくれて非常に助かりました。

この頃は、私自身も運用に不慣れで頻繁に連絡をしていたため、良好な関係を築けていたのかもしれません。


2年目から徐々に違和感が…

ところが2年目以降になると、状況は一変。
発電所の稼働も落ち着き、私からの連絡も減っていったところ、T社側とのやり取りはほぼ「契約書と請求書の送付だけ」になりました。

オプションで依頼していた除草作業についても、「報告書を送ってほしい」と何度か依頼したものの、返事は一切なし。
この時点で、「もしかして業務に手が回っていないのでは?」と感じるようになりました。


3年目、まさかの事態に…

そして、3年目の途中でついに限界が。
「除草報告書を今すぐ送ってほしい」と電話連絡を入れたところ、一切の折り返しがない状態が続きました
「もしかして倒産したのでは…?」という不安が頭をよぎります。

後から知った話では、会社の規模を大幅に縮小し、業務対応がほぼできていなかったとのこと。
私以外にも連絡が取れないユーザーが複数いたようです。


急遽、契約を解除し新たな業者を探すことに…

結局、T社との契約は即刻解除。
信頼できる新しいメンテナンス業者を探すことになりました。

この一連の経験を通して痛感したのは、太陽光発電所のメンテナンス業者は「料金」や「実績」だけで選んではいけないということです。


失敗しないためのメンテナンス業者選びのポイント

以下のような点を、事前にしっかり確認しておくことを強くおすすめします:

  • 実際の対応履歴や顧客の声(できればネットでの評判もチェック)
  • 除草や点検作業の報告書提出の有無と頻度
  • 緊急時の対応フローや連絡手段(メール・電話・アプリなど)
  • 担当者との継続的なコミュニケーションが可能か

まとめ:メンテナンス業者の「実働力」が発電所の価値を左右する

太陽光発電の収益性と安全性を守るためには、信頼できる保守管理業者との契約が不可欠です。
一見しっかりしていそうに見えても、いざという時に動いてくれない会社では意味がありません。

これから太陽光発電所を購入・運用しようと考えている方は、ぜひこの体験を参考に、後悔のない業者選びをしていただければと思います。

ソーラー発電の失敗を踏まえて再契約へ|信頼できるメンテナンス会社を見つけるまでの道のり

太陽光発電の運用で失敗を経験したからこそ、本当に信頼できるメンテナンス会社との契約がいかに重要かを痛感しています。
前回の記事では、契約した業者の対応が悪化し、最終的に連絡が取れなくなったことをお伝えしました。

今回はその反省を踏まえ、新たなメンテナンス業者との契約に至るまでの経緯を共有します。


自力で探してみたが、信頼できる業者が見つからず…

過去の失敗を繰り返さないために、まずは自分で太陽光発電のメンテナンス業者を探してみました。
しかし、ネット検索では情報が限られていたり、公式サイトに情報が少なかったりと、信頼できる業者にはなかなか巡り合えませんでした。


仲介業者に再相談。グループ内のメンテナンス体制に安心感

そこで一度立ち止まり、発電所の購入時にお世話になった太陽光発電の仲介業者に再度相談することに。
事情を話したところ、最近では仲介業者自身が複数のメンテナンス管理会社と提携しているとのこと。
結果的にその仲介業者経由で、無事に新たなメンテナンス管理契約を結ぶことができました。


小規模な管理会社は“人的リスク”に注意

今回の件で改めて感じたのが、太陽光発電のメンテナンス会社には小規模事業者や個人事業が多いという点です。
そのため、万が一運営者にトラブルがあると、対応が止まったり、最悪の場合は連絡が取れなくなることも。

その点、仲介業者が複数の提携先を持っている場合は、一つの管理会社にトラブルがあっても代替の対応が可能になるため、リスク分散の観点で非常に安心です。


新たに契約した管理会社は「面談型契約」で信頼感あり

今回契約した管理会社は、契約前に一人ひとりと面談を行う方針を取っており、非常に誠実な印象を受けました。
さらに、私の所有する発電所の近くに拠点を構えているため、何かあったときの対応スピードにも安心感があります。

この管理会社には長く続いてほしい…!心からそう願っています(切実)。


まとめ|信頼できるメンテナンス契約のために大切なこと

太陽光発電のメンテナンス契約では、以下のポイントを押さえることが重要です:

  • 紹介元の信頼性(特に発電所仲介業者からの紹介かどうか)
  • 業者の対応力・報告義務・トラブル対応実績
  • 管理会社の規模・バックアップ体制の有無
  • 物理的な距離(発電所に近い業者のほうが安心)
  • 契約前の面談や対面対応があるか

特にこれから太陽光発電を購入・運用しようと考えている方には、契約書の内容や報告体制だけでなく、**「いざという時に動いてくれるか?」**という実行力も確認しておくことをおすすめします。

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